城崎温泉「ゆめぱ」外湯券をICカードで
【情報源】
ITproに、兵庫県豊岡市の城崎温泉で外湯巡り券として使われているICカード「ゆめぱ」に関する記事が出ていました。
城崎温泉では7カ所ある外湯巡りが観光の目玉になっています。従来は、宿泊客は旅館が発行する外湯券を使って無料で入浴することができました。
今回導入されたゆめぱでは、紙の外湯券の代わりに、個人が持つFeliCaチップ搭載の携帯電話(おサイフケータイ)や、城崎温泉駅を管轄するJR西日本の「ICOCA(イコカ)」をはじめとする各種鉄道ICカードが使えます。宿泊する旅館などで利用登録をすると、翌朝のチェックアウトまで何度でも外湯に入浴できます。
城崎温泉観光協会ではこの仕組みを使って、入浴客の導線分析に活用しようとしているそうです。ICカードで複数の外湯に入力すれば、その順序や回数などが分かります。プライバシーポリシー次第ですが、利用者の性別・年齢や住所などと絡めた分析もできます。これを活用してどんな改善施策が出て来るか、興味深いところです。