東急が「レミィ五反田」に共用決済端末導入

【情報源】東京急行電鉄 http://www.tokyu.co.jp/contents_index/guide/news/080422-1.html

東急が23日に開業する五反田駅直結のショッピングセンター「レミィ五反田(remy gotanda)」の全館で、電子マネーPASMO(パスモ)」決済を導入します。PASMOと相互利用できる「Suica(スイカ)」も使えます。

さらに、館内の東急ストアなどを除く31店舗では、PASMOSuicaに加えて後払い式電子マネーの「iD(アイディー)」が使える共用決済端末を導入します。PASMO電子マネー事業者として、Suica以外の電子マネーに対応するのは初めてだそうです。決済データの中継サーバーにはオムロンの「OTAC(オータック)」を採用します。

これまで、交通系の流通事業者が交通系以外の電子マネーに対応することはまれでしたが、西の阪急の例を見ても、今後どんどん垣根が崩れていきそうです。

もう1点気になるの、五反田地区の電子マネー市場がSuicaPASMO陣営に塗りつぶされつつあることです。隣の大崎駅や品川駅周辺ではソニー電子マネーEdy(エディ)」が使える店舗が圧倒的に多いのに対し、五反田駅周辺ではレミィ五反田、3月14日に開業した「アトレヴィ五反田」(JR東日本系)で相次いでSuicaPASMOが導入され、Edyが使える店は限られます。五反田商店街もSuica・PASMOを導入しています。

五反田駅ソニー本社の最寄り駅の1つで、いわばEdyのお膝元のはずですが、鉄道ICカードが一気に攻め込んでいる状況です。