スーパーモバトク開始、こまち・つばさが格安に

【情報源】

3月14日から、モバイルSuica(スイカ)登録者向け専用割引サービス「スーパーモバトク」が始まりました。都内の駅では、高樹千佳子さんが宣伝するポスターをよく見かけます。

従来のモバイルSuica特急券(モバトク)に比べて、最大で13%割引になります。回数券よりもやや安い料金設定になっています。

  • 東京・秋田間 モバトク=15100円、スーパーモバトク=13120円(▲1980円)、同区間の回数券=1枚当たり13300円

スーパーモバトクの設定は、東京・上野・大宮=山形・秋田・大曲の相互間のみで、それ以外の区間では設定がありません。山形新幹線「つばさ」は、山形駅始発・終着列車のみ設定があります(新庄駅行き列車には適用されません)

前日までの予約・購入が必要、席数の限定がある、購入後の変更は一切できないなど、かなり制限の多い料金だといえます。乗り遅れた場合は無効になってしまう(発車前の払い戻しは可能だが、最大1700円の手数料がかかる)というリスクもあります。前日までに確実な予定が決まっていて乗り遅れる可能性が全くない場合など、有効なシーンは限られるかもしれません。

扱い 通常のモバトク(モバイルSuica特急券) スーパーモバトク
予約・購入 発車時刻6分前まで 前日まで
変更 発車時刻6分前まで可能 一切不可
払い戻し 手数料一律300円 手数料530〜1700円
乗り遅れそうなら… 発車前までに後の列車に変更すれば追加費用なし 払い戻しの上、再度購入が必要
乗り遅れたら… 手数料300円で払い戻し後に再度購入すればOK 払い戻し不可(購入分は無効)、再度購入が必要