新広告「ストラッぴ!」、吊革が全部ICカードリーダー

【情報源】

2012年5月21日から6月3日まで、東京メトロ銀座線と丸ノ内線で各1編成、吊革にFeliCa(フェリカ)リーダーを内蔵した地下鉄車両が走っています。吊革にFeliCa対応のおサイフケータイでタッチすると、特定のサイトに簡単にアクセスできます。

この広告商品を企画したのは交通広告代理店の春光社です。「ストラッぴ!」の名前で実用化。第1号として、エイチ・アイ・エスの格安旅行商品「スーパーバザール」の広告に採用しました。

おサイフケータイが広く普及した現状で、交通広告の新しい試みとして興味深い取り組みです。ただ、ポスターやステッカーなどの広告からウェブサイトに誘導することは通常の印刷(検索キーワードの例示、QRコードなど)でも可能で、FeliCaならではの付加価値を出せるかどうかが普及の鍵を握りそうです。

FeliCaリーダーはビー・ユー・ジー(BUG、札幌市)製です。