中京圏でTOICA(トイカ)manaca(マナカ)の相互利用開始
【情報源】
2012年4月21日から、JR東海の鉄道ICカード・TOICA(トイカ)と、名古屋鉄道や名古屋市営地下鉄など私鉄・公営鉄道が加盟するmanaca(マナカ)の相互利用が始まりました。中京圏の539駅とバス路線を1枚の鉄道ICカードで利用できるようになります。
中京圏は、東京や大阪など他の大都市圏に比べて鉄道ICカード導入が大幅に遅れました。地域でのICカード相互利用でも札幌、東京、大阪、福岡などに遅れを取ることになりました。
TOICAとmanacaの相互利用が始まっても、まだ様々な課題が残っています。
- 名古屋駅に乗り入れる近鉄名古屋線などPiTaPa(ピタパ)エリアは別のカードが必要
- Suica(スイカ)やICOCA(イコカ)などを持つ他エリアからの旅行者はmanacaエリアの名古屋鉄道や地下鉄などに乗る時に別のカードが必要
といったことです。これらの課題が解決されるのは、主要鉄道ICカードの相互利用開始が予定される数年後になりそうです。