吉野さくらWAON、売上金の一部を桜保全へ

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電子マネーWAON(ワオン)を発行するイオンは2011年2月4日、奈良県吉野町と提携して、「吉野さくらWAON」を発行すると発表しました。券面デザインには吉野山の桜をあしらい、売上金の一部を吉野桜保全のために寄付する点が特徴です。

同年3月下旬から、西日本のジャスコ・サティ(3月からイオンに名称変更)など約70店舗と、吉野町WAON加盟店で販売します。初年度の販売目標は3万枚です。イオンは地方でのWAON普及に積極的で、観光地自治体と提携してのWAONカード発行の動きは今後も続きそうです。

ちなみに、吉野町内には近鉄吉野線が通っており、吉野山の最寄り駅である吉野駅を含む全駅で鉄道ICカードPiTaPa(ピタパ)とICOCA(イコカ)が利用可能です。