WAON(ワオン)起点にライフログ、イオンの新会社

【情報源】

イオンとNTTドコモは3月31日、携帯を活用したOne to Oneマーケティングを行うための新会社を設立すると発表しました。設立は5月で、新会社名は「イオンマーケティング」(仮称)。イオングループが71%、NTTドコモが29%を出資します。

新会社は、イオンが発行する電子マネーの「WAON(ワオン)」や、クレジットカードから収集される購買履歴(いわゆる「ライフログ」)を基にして、顧客の携帯電話に販促メール・クーポンなどを配信。従来型のチラシなどによる販促から切り替えることで、コスト削減や販促効率の最大化を目指すようです。

電子マネーがOne to OneマーケティングライフログCRM(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)の重要なツールになるという議論は以前からありましたが、ようやく動きが具体化してきたといえそうです。