東アジア共通ICカード実証実験 デモンストレーションについて

【情報源】国土交通省 http://www3.city.sapporo.jp/gyousaiji/press/pdffiles/200401/iccard.pdf

2月2日に札幌市の地下鉄大通駅で「東アジア共通ICカード」のデモンストレーションを行うという報道発表です。デモンストレーションでは、特別に試作した香港・札幌、札幌・シンガポールの共通カードを使い、このカードが札幌でも使えることを披露するそうです。

札幌市の「S.M.A.P.カード」、香港のIC乗車券「オクトパスカード」と、シンガポールの「ez-linkカード」は、ともにICカードソニーFeliCa(フェリカ)技術を採用しています。とはいえ、裏側のシステムは違うため、共通化にはいろいろな工夫が必要です。今回は、「ICチップのメモリー分割」という方法を使い、1つのFeliCaチップに札幌と香港、といった形で複数のシステムに対応する情報を載せています。